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間に合わなかったTNR

category - TNR
2020/ 03/ 26
                 
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この時期になると、TNRの依頼が増えてくる気がします。




昨日、一昨日は、9匹の猫の捕獲をしました。


自宅の敷地でエサをあげている、5匹の親子猫の不妊手術の依頼でした。


ご近所の方から、


『野良猫にエサを与えるから、
増えるんだ。
もうエサを与えるな。』


と強く言われ、怖い思いをしているとのことでした。


エサをあげているから、増えるわけではなく、不妊手術をしていないから増えてしまうのです。




昨日、リリースした1匹のメス猫と、昨年生まれの娘猫は、妊娠していた為、堕胎手術になってしまいました。


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シャムのような母猫


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お父さん猫にそっくりな娘猫


この時期にTNRの依頼が増えるのは、妊娠したメス猫のお腹が横にせりだし、もうすぐ生まれる、生まれる前になんとかしなくては、また増えては困る、という思いからなのでしょうか…


母猫のお腹の中の赤ちゃんは4匹。


娘猫のお腹の中の赤ちゃんは、6匹だったそうです。


あと数週間で10匹の赤ちゃん猫が、生まれてくるはずでした。




ここでのTNRの相談があったのは、1ヶ月近く前でした。


早くしないと妊娠してしまい、堕胎手術になれば、母猫の体の負担、お腹の中の赤ちゃん猫も、とても可哀想な結果になってしまうこと、もちろん堕胎手術になれば、費用もその分かかることなどお伝えしました。


ですが、お仕事やお孫さんのお世話など、色々な事情がおありとのことで、この時期からのTNRになってしまいました。


今回、メス猫達が堕胎手術になってしまったことをお伝えすると


『可哀想なことをしてしまった…』


と仰っていました。


だけど可哀想だけれど、間に合って良かったとも仰っていました。


私は、間に合ったとは全然思えないこと…をお伝えさせていただきました。


お腹の中の赤ちゃんを殺してしまったことが、間に合ったとは思えないからです。




毎年、保護赤ちゃん猫の授乳をする機会があります。


数時間おきの授乳で、日々育っていく赤ちゃん達。


シリンジから1滴ずつ飲んでいたミルクを、哺乳瓶から上手に飲めるようになり、目が開く頃になると、ミルクを飲みながらじっと見つめてきます。


そのうちハイハイが出来るようになり、立っちが出来るようになったら、ヨチヨチ歩き、走っておいかけっこが出来るようになります。


人と一緒です。


だからと言って、野良猫の赤ちゃんが外で増えていくのを喜んで見ているわけにはいきません。


赤ちゃん猫が死んでいく様子もみているからです。


野良猫の赤ちゃんの7割は、生きられず、死んでしまうそうです。


堕胎も、赤ちゃん猫が衰弱死するのも嫌です。


そうしない為には、妊娠する前に手術をしてあげることしかないと思います。




この場所では、まだまだ不妊手術をしていない猫達が居そうです。


捕獲予定ではない猫達が、先に捕まりました。


ここでのごはんを目当てに、色々な猫が集まって来ているのだと思います。


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みんな血族だと思われる風貌です。




今後は、ここのエサやりさんが、TNRのご協力をしてくださるとのことなので、全頭手術が終わるまで、続けていくことになると思います。


今後は、エサをあげるだけではなく、お庭の隅を一部掘り返すなどをして、トイレの設置もお願いしました。




今回のTNRは、以前ダイスケのお世話をしてくださっていたTさんが、病院までの搬送などご協力くださりました。


ありがとうございました。



by m           
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